最近、前歯の色素沈着が気になるようになってきました。
そこでふと思ったのが、
「歯磨き後にも飲んでる、ルイボスティーのせい?」
ということ。
我が家では健康と美容のため、常備茶はここ数年ずっとルイボスティー。(コストコのがECOCERT付きオーガニックなのに激安でオススメですよ^^)
もしもルイボスティーが色素沈着の原因なら、なんとかしないと!そう思って調べてみました。
ルイボスティーは歯に色素沈着する?煎茶(緑茶)や麦茶はどうかも調べてみました
結果から言うと、ルイボスティーには色素沈着の原因となる成分(タンニン)の含有量が少ないため、歯に色素沈着しにくいと言うことが分かりました。
とはいえ、”しにくい”だけであって”全くしない”わけではないんですよね。
なので今では夜の歯磨き後は、ミネラルウォーターを飲むようになりました。
子供にも歯みがき後にはミネラルウォーターを
夫や私だけでなく、息子にも夜の歯磨き後はミネラルウォーターを飲ませるようになりました。(そんなに厳しくはしていませんが…)
なぜかと言うと、こんな調査を見つけたからです。
>>3歳児に置ける、歯への色素沈着とう蝕なラビに口唇閉鎖との関連
こちらの調査では3歳児検診で幼児328人の口腔内検査と共に「日頃どんな飲み物を飲んでいるか」と言うアンケートを取った結果、
- 煎茶(緑茶)を飲む子供は色素沈着が多かった
- 麦茶を飲む子供は色素沈着が少なかった
ということが分かったそうです。
煎茶は麦茶よりも色素沈着を起こす成分、タンニンの含有が多いのですが、歯みがきで落とすことができます。(時間の経過とともに付着してしまうそうです)
なので、歯みがき後には煎茶(緑茶)よりも麦茶やルイボスティー、できればミネラルウォーターを飲ませた方がいいですね。
ちなみに上の調査で、普段からスポーツ飲料や炭酸飲料を飲んでいる子供は、虫歯の発生率も高かったと書かれていました。
ポリフェノールの一種、タンニンの含有量(お茶別)
調べていて知ったのですが、食べ物や飲み物の渋み成分であり、歯の色素沈着の原因にもなってしまう”タンニン”ってポリフェノールの一種なんだそうです。(そしてカテキンはタンニンの一種)
↓こんな感じ?
ポリフェノール
タンニン(渋味成分)
カテキン(お茶の渋味成分)
それでお茶によってどれくらいタンニン含有量が多いのかな、どのくらいの差があるのかな、と思い調べてみました。
残念ながら、ルイボスティーの正確な含有量はわからなかった(少ないということは確か)のですが、分かった範囲で表にしてみました。
種類 | タンニン含有量(100ml当たり) |
---|---|
濃い緑茶 | 100mg |
紅茶 | 37mg |
ウーロン茶 | 32mg |
緑茶 | 31mg |
麦茶 | 10mg |
<参考:飲料とお茶の相互作用>
ちなみにコーヒーは220mgなので、やっぱり相当タンニンが多いんだなーと感じます。
そして緑茶は麦茶の3倍のタンニン(濃さによって、それ以上)が含まれているということで、先ほどの3歳児健診での研究結果もふまえ「色素沈着にはタンニンの含有量が関係している」というのが納得できます。
まとめ
ルイボスティーはタンニン含有量が少ないということなので、そこまで神経質にならなくても良いかもしれません。麦茶も同様ですね。
それと、「ストローを使って飲むと歯への色素沈着を抑えられる」という記事も見かけたので試してみようと思います。
最近は使ってなかったけど、フッ素入りの歯磨き粉も使用再開してみようかな。
一昔前に「薬を飲むときはお茶で飲むな。水で飲め」なんて言われていましたが、これもタンニンが原因だったそうで。
今ではお茶に含まれるタンニン含有量では、薬への影響はないということが分かり、お茶で飲んでも良くなったそうですよ^^(私は未だにお水で飲んでました〜;)