こんにちは、キヌーナです😊
私は田中みな実さんのことが好きで、田中みな実さんが載る美容誌は毎月欠かさずチェックしているのですが、MAQUIAの中で「好きな本はありますか?」というインタビューがありました。
田中みな実さんの好きな作家さんは江國香織さんだそうで、特に「落下する夕方」と「おそ夏のゆうぐれ」が好きとのこと。早速読んでみました!📖
田中みな実さんおすすめの本
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愛読書を紹介していたインタビューはこちら↓↓
Q.今まで読んで良かった本や影響を受けたものなど、オススメを紹介してほしい(会社員36歳)
A.江國香織さんの作品が大好き!
中でも『落下する夕方』っていう本が特に好きです。華奢で透明感のあるつかみどころのない主人公の女の子のようになってみたいと思ったり。あと、『おそ夏のゆうぐれ』では、愛してやまない男性がナイフでそぎ取った親指の薄い皮を、彼女がうっとり食べる、っていうくだりがあるんです。すごくその気持ちがわかるし、それくらい情熱的な恋愛に憧れるロマンチストさんです(笑)。今読んでいるのは恩田陸さんの『木洩れ日に泳ぐ魚』。
『おそ夏のゆうぐれ』を読んだ感想
「おそ夏のゆうぐれ」は付き合って間もない男女の話で、主人公は彼のことが大好き。好きすぎて好きすぎて、「あなたのことを食べたい」と口走ってしまう(変な意味ではない。笑)。
すると彼は「あぁ」と言って、持っていたサバイバルナイフで親指から手首にかけての皮膚を薄くそぎとり、それを主人公が嬉しそうにぱくりと食べる。そして「大好きな彼の一部が自分の一部になって幸せ」と感じる、そんな場面があるのです。
田中みな実さんはその場面が好きで、
すごくその気持ちがわかるし、それくらい情熱的な恋愛に憧れるロマンチストさんです(笑)。
とおっしゃってたのですが、、、
私は共感できなかったぁ〜〜〜!!!!😭😭
それよりも、ゆっくりゆっくり自分の皮膚を削っていく彼のシーンで「えええ怖い怖い皮膚削るとか怖いよぉーーー」と思ってしまうし、それを「食べたい」とも思えず、共感できない自分に「私って本当に人を好きになったことがないのかなぁ?😢」と思ってしまったり。。
いやーほんとに田中みな実さん、ロマンチストだなぁ〜。そして「あなたを食べたい」と言われて自分の皮膚を削って差し出す彼もまた、ロマンチストだと思いました。
そんな男性、実在したりするのかな?🤔
『甘い記憶』はカレドショコラのキャンペーン企画本
私はこの『おそ夏のゆうぐれ』を、『甘い記憶』という短編集で読みました。6名の作家さんの話が載っているのですが、どの話にもチョコレートが登場するんですよ。
最初はたまたまかと思っていたのですが、全話に登場するので不思議に思っていたら巻末に、
”これは森永製菓カレドショコラのキャンペーン企画の本をまとめたものです。”
と書かれていて、「あ〜なるほどな」と。
普段チョコレートって食べないけど、久しぶりに食べたくなりました🍫
話の中に出てくるチョコレート、「チョコレートの箱を開けて」とか、「銀紙をむいて」とかいう表現が度々あるのですが、カレドショコラのことだったのですね。
どの話も「若い頃の恋愛や気持ちを忘れてしまった30代女性が主人公」になっていて、私にドンピシャでした(笑)
『おそ夏のゆうぐれ』もいいんだけど、私は小手毬るいさんの『湖の聖人』が好き。うるっときました。
口コミでは吉川トリコさんの『寄生妹』が人気でしたが、これは恋バナではないのでキュンキュンしたい私には物足りなかった(笑)
田中みな実さんのおすすめチョコレート
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そういえば田中みな実さんは大のチョコレート好きで、チョコレートの祭典「サロン ドゥ ショコラ」に行くため0泊3日でフランスまで行ったこともあるほど!(そしてそこで買ったチョコを、1日1kgのペースで食べるという…)
そんな田中みな実さんが「今夜くらべてみました」の女子会で手土産に持ってきたおすすめチョコレートが、ルショコラアランデュカスのピスタチオチョコとミューズリーチョコ。
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「ここのチョコを食べながら江國香織さんの本を読んだら、どっぷり田中みな実ワールドにはまれるなぁ〜😍」
と妄想するのであった。。。