みなさんこんにちは、キヌーナです(╹◡╹)
今日は、最近巷で話題のコールドクリームの話をしていきたいと思います。コールドクリーム、いわゆるクレンジング兼マッサージクリームなんですが、これがいかに肌にダメージを与えるかという話をしていきたいと思います。
これはもう使ったことのある方ならなんとなく「あれのことでしょ?」ってわかると思います。なのでコールドクリームは肌のためにはよろしくない商品なのですが、それでも価格だったり使用感だったりで使いたいという方はいると思います。
なのでちふれコールドクリームの効果的な使い方。具体的には早く”オイル化”させる方法や、クリームを衛生的に使う方法までご紹介します。
この記事を読むと、
- コールドクリームのデメリットがわかる
- コールドクリームの効果的な使い方、保管方法がわかる
目次
今、ちふれコールドクリームが大人気
コールドクリームとはクレンジング兼マッサージもできる洗い流しタイプのクリームのことで、特にちふれのウォッシャブルコールドクリームがとっても人気なんです。
私もこのコールドクリームを手にいれるのに4軒のドラッグストアをハシゴしましたからね…。どこのお店も売り切れで、Amazonでは倍くらいの価格で売られているくらい人気の商品です。
ちふれのコールドクリームがなんで人気かというと、価格の安さももちろんですが、口コミサイトLIPSでは、
- 革命コスメ!
- 毛穴徹底掃除!
- 頑固なイチゴ鼻の最強な治し方!
- 私が鼻の黒ずみをゼロにした方法
などという口コミがわんさか出てくるわけです。本当にめちゃくちゃ出てきます。
基本的な使い方
ちょっと実際に使ってみます。普段は顔に使ってクレンジングとして使っているのですが、今回は手の甲でやってみますね。
まず、乾いた手にコールドクリームをとってこれをメイクと馴染ませます。手も乾いてますが、顔も乾いてないといけません。そうしないとこのあと出てくる”オイル化”ができなくなっちゃうので。。
そしてメイクと一緒にくるくる馴染ませていきます。
もうね、ずーっとずーっとクルクルします。そうするとだんだんクリームがペースト状というか、カピカピしてきて放置した水溶き片栗粉みたいになってくるんですよね。
こののテクスチャはかなり硬くて、くるくるすると下の皮膚も引っ張られるくらいにネトネトしている状態です。この時点ではまだメイクは落ちてません。
そして更にくるくると根気よく続けていくと、急にツルンと滑らかになる瞬間があるんです面白いですよね。
これを専門用語で”転相”と言いますが、オイル状になることから”オイル化”と呼ばれることもあります。口コミサイトでは”オイル化”と言われてますね。
メイクは油性なので、オイル化したクリームと馴染んでここからメイクが溶けるように落ちていきます。最後はここに水を少し足して乳化(正しくは再乳化と言います)させて洗い流して完了です。
コールドクリーム最大のデメリット
オイル化するまでに時間がかかる⇒肌に摩擦を与える
「基本的な使い方」を読んでわかった方も多いと思いますが、コールドクリームでメイクを落とすにはかなり時間がかかります。季節や室温にもよりますが、私は18度くらいの部屋でオイル化するのに2分くらいかかります。
結構かかるなって感じしますよね。
しかもオイル化する直前のクリームは放置した水溶き片栗粉”のようにネトネトしていて、くるくるマッサージすると下の皮膚が引っ張られるくらい。この状態で起きてしまうのが”摩擦”です。
滑りのいいクリーム状でマッサージするならまだしも、オイル化する直前のクリームはかなり硬く、その分摩擦も大きくなります。
摩擦はしみ、しわ、赤ら顔…全ての肌ダメージの原因になる
摩擦が肌に与えるダメージがいかに大きなものか?
についてはもう散々語られてきていますよね。皮膚科医のドクターの著書にも「こすらないスキンケア」についての記述は必ずと言っていいほど書かれています。
例えば皮膚科医、友利新先生の著書には
私たちの肌は表皮・真皮・皮下組織の3つで構成されていて、その厚さはわずか2mm以下。さらに、肌表面の表皮の一番外にある角質層はティッシュ1枚ほどの厚さしかないので、少しの摩擦でも炎症が起こり、肌トラブルにつながるのです。
引用:友利新「肌老化が怖く無くなる 本気の肌トレ」p.26
と書かれていますし、
あいこ皮フ科クリニックの柴亜伊子先生の著書には
洗顔やタオルで拭く時、何かを塗る時、お鍋のおコゲを取るようにゴシゴシとこすっていませんか?お肌は鉄ではありません。女性のお肌はとてもデリケートです。引っ張るということはその部分をこすっていることと同じ。伸びてたるみますよ。
引用:柴亜伊子「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」p.153
と書かれています。
さらにスキンケア本で有名な吉木伸子先生の著書にも、
クレンジング料を使いすぎると肌の潤い、つまりセラミドが奪われ、乾燥肌の原因になります。クレンジングは1日1回までとし、また、クレンジング料を肌の長時間のせておくことはやめましょう。なるべく短時間で終わらせることが大切です。
引用:吉木伸子「スキンケアは「引き算」が正しい」p.28
と書かれています。
よく洗顔をする時に、「しっかり泡だてて、手ではなく泡を転がすようにして洗うようにしましょう」と言いますよね?これこそ肌に摩擦を与えないために推奨されている洗顔方法。
せっかくこすらない洗顔方法をしているのに、コールドクリームでゴシゴシマッサージしているという口コミをみると「ん?」と思ってしまいます。
口コミサイトで「肌にダメージを与えてしまうので、必ず優しくマッサージしてください!」と書かれていますが、コールドクリームをオイル化させようと思えばある程度しっかりマッサージしないとオイル化しません。
なので実際には、
くらいの気持ちがないと使えません。
どうせオイル化(転相)するならクレンジングオイルでいいんじゃない?
コールドクリームで顔をマッサージしていると”ふっと軽くなる瞬間”があります。これを転相、またはオイル化と言いますが、これは、
に変わった状態。油で覆われることによりオイル状になり、同じく油性のメイクとなじんでメイクが落ちるようになります。
「最後にオイル状になるなら最初からクレンジングオイルを使えばいいんじゃない?」
という疑問がわく方もいると思いますが、その通り。
「クレンジングオイルは一般的に洗浄力が高すぎて必要な油分まで落としてしまう」というイメージを持たれがちですが、クレンジングオイルの中には洗い上がりがマイルドで、余分な皮脂は落とさないものもあります。
有名どころだとシュウウエムラやアテニアのクレンジングオイル。どちらもデパコスですが、しっかりメイクオフできるのに洗い上がりの保湿力はしっかりある優秀クレンジングオイルです。
もっと便利に!コールドクリームの上手な使い方
それでもコールドクリームが使いたい!ちふれのコールドクリームは安いし、みんな毛穴きれいになっていると言ってるから使いたい!という方もいると思います。
ということでコールドクリームを使う時に知っておくと便利な、コールドクリームの上手な使い方をご紹介したいと思います。
ちなみに口コミサイトで「毛穴ゼロになった」と書いている方の投稿写真は、韓国の有名インスタグラマーの写真画像だったりして信憑性がありません。。。
私の毛穴がきれいになったD.U.Oザ クレンジングバームのビフォーアフター写真は記事内にあるので、よかったら読んでみてください↓↓
30秒早くオイル化させる方法
コールドクリームでクレンジングするときに面倒だな…と思うのがオイル化ですよね。クリームがオイル化する瞬間っていうのは結構楽しくて個人的に嫌いじゃないのですが、とはいえちょっと時間がかかりすぎですよね。
実はこのオイル化の時間をちょっとだけ早くする方法があります。時間でいうと30秒は短縮できます。
とにかく「水分を飛ばす」ことを意識する
これは転相(オイル化)の原理を考えればわかることなんですが、要はクリームから水分を蒸発させればいいわけです。水分を蒸発させたいのでもちろん湯気もくもくのお風呂場で使うのはNG、濡れた手で使うのもNGです。
早くオイル化させる方法としては、
- 両手をこすり合わせて手についたクリームをオイル化させ、その手でマッサージする
- 両手で顔を包み込むようにして顔を温め、水分を飛ばしやすくする
- 暖かい部屋で使う
などがあります。
とにかく水分を飛ばすことを意識すれば、自然とオイル化も早くなるので色々と試してみてください^_^
衛生的に使う方法
コールドクリームってちふれのものに限らず、こんな風に大きめの容器にトプンとクリームが入っているものがほとんどなんですよね。
スパチュラも付いていないので毎回指ですくって使わなくちゃいけないんです。これってちょっと不衛生だと思いませんか?
①ポンプに詰め替える
衛生的に使う方法1つ目はポンプに詰め替えることです。コールドクリームはクリームと言ってもかなり緩めのテクスチャなので、ポンプで吸い上げることもできるくらい柔らかいんです。
とはいえシャバシャバの液体よりは吸い上げにくいので、ポンプの吸い込み口が太いものを選んだほうがいいと思います。
ありがたいことにちふれのウォッシャブルコールドクリームには詰め替え用もあるんですよね。
しかも容器入りと同じ300g入りで、値段は90円安い560円です。これをポンプ容器に詰め替えれば、毎回衛生的に、しかもポンプなので楽に出して使うことができます。
②「詰め替えそのまま」ならもっと楽、衛生的
これすごくお勧めの商品なんですけど、「詰め替えそのまま」というアイテムです。
これはポンプに詰め替える手間がないのでさらに楽チンです。詰め替え用の角をハサミで切って、そこに専用ポンプを付けるだけ。
吊り下げて使うので最後まで使い切れるし、これ考えた人ほんと天才だと思います。
ポンプを使うと今度はポンプを洗ったり乾かしたり、ポンプ容器自体の衛生状態が問題になってきますが、これだとそんなこと関係ないですからね。
見た目が気に入らないって方もいると思いますけど、衛生的にめちゃくちゃいいし、便利だし、個人的にはめちゃくちゃお勧めのアイテムです!
③スパチュラを使う
結局これが一番手っ取り早くて簡単かなぁと思うのですが、他のスキンケアに付いていたスパチュラを再利用する方法。
私は⇒いちポリ練り生石鹸に付いてきた木製スパチュラを使ってます。これ、中々かわいくないですか?個人的に結構気に入っています。
使わないスパチュラがある方はやってみてください。
まとめ
ということで今回は今流行りのちふれのコールドクリームのお話でした(╹◡╹)
コールドクリームは転相(オイル化)するのにものすごく時間がかかるので、肌に摩擦を与えてもいいって方だけ使うようにしてください。そんな方はいないと思いますが…。
どうしてもコールドクリームを使いたい方は水分を飛ばすようにして転相(オイル化)を早めたり、容器を工夫して衛生的にするようにすると、より使いやすくなると思います。
クレンジングや洗顔の基本はいかに時間をかけずに、肌に摩擦を与えず落とすかが重要です。
私の毛穴の黒ずみがきれいになったD.U.Oザ クレンジングバームをはじめ、しっかりメイクが落ちるのに洗い上がりしっとりのクレンジングオイルもおすすめなので、良ければ下記記事もお読みください。
それではまた( ´ ▽ ` )ノ